活動報告イメージ

ボランティア教師の現場から

KEAF-Japanは2007年よりプレイヴェン州ロモルプロム高校にボランティア教師を派遣しています。
そのボランティア教師による現地レポートです。
※PDFファイルにて公開しています。

■2007年10月〜2008年7月

児玉 裕史東京経済大学 経営学部 流通マーケティング学科 4年
児玉 裕史

「カンボジアでの日々」…… 目次
・Days without limit
・カンボジア滞在時 基本情報
・近い終わりと見えないゴール
・プロモルプロム校と友好学園
・プロモルプロム校での日本語の授業
・フツーの1日 平和な1日
・再会
・あとがき

―― Days without limit ――
 日本人が外国人に外国語で日本語を教えるという事例はいったいどれだけあるのだろう。それが職業上の必要事項でもなく、大学の第2 外国語でなく、公立の中・高等学校で教えるという事例は。
 英語が使えるのならまだしも、僕にとって第三言語であるクメール語(カンボジア語)を使わなければならない。例えるならば、日本でロシア人が日本語を使って日本語人にロシア語を教えるようなものだ。
 しかも僕は日本での教師経験もなければ、大学では経営学部に所属し、マーケティングを専攻している。クメール語の勉強は実質的に出発1 ヶ月前に始めた。正式に派遣が決まったのは、出発2 ヶ月前で派遣校が正式に決定したのは、出発2 週間前なのだから無理もないけれど。
 教えるにあたって、別に日本語で日本語を教えても良いだろう。そっちの方がいいという人もいるだろう。英語を使ったって構わないのかもしれない。けれど、僕が1 年滞在するプレヴェン州プレスダイ郡にあるプロモルプロム校(中高一貫校)は、今年度日本語の授業が初めての試みなのである。
つまり、僕はこの学校の初代日本語教師なのである。
※この続きはPDFファイルにてご覧ください。

■2008年10月〜 2009年5月

事務局員 鳥飼 南希

♪ カンボジアの子どもたち
♪ カンボジアの鬼ごっこ
♪ 絵本
♪ にほんご

 私が思うカンボジアの良いところは、なんと言っても子どもたちがかわいいことです。
日本の子どもは、「知らない人について行ってはいけません」と育てられます。ところがカンボジアの子どもたちは知らない人に興味津々でついて行きます。人懐こく寄って行って、口々に遊ぼう遊ぼうと手を引っ張って遊びに行きます。
 カンボジアに行ったばかりで言葉がわからないとき、これにはとても助けられました。小さい子どもたちは素直で、体で思っていることを伝えてくれる上、言葉も単語で話すことが多いので話がわかりやすいのです。
※この続きはPDFファイルにて……現在作成中